事故の被害者になった時には絶対証拠を!
自動車保険を利用するのはなにも事故の加害者となってしまった場合ばかりではありません。
ご存じの方も多いと思いますが、自動車事故というものは一方の過失が10割となってしまうことは極稀で、停車中の車にぶつけられたなどのケースを除いては、ある程度の過失が一方にも割り振られることになります。
自分は被害者だから、と思っていても何割かは負担する必要がある場合がほとんどですので、事故に遭ってしまった場合は被害者であってもまずは自動車保険会社へ連絡するようにしましょう。
同時に自動車保険を利用する場合は必ず事故証明が必要になりますので、警察への届出も行っておかなければなりません。被害者側の立場になるとよく経験することですが、加害者側の方から警察を通さず処理したいと持ちかけられることがあります。しかしこれは絶対に断って毅然とした態度で、警察への通報および保険会社への連絡を行うようにしましょう。
被害が小さいからといって、警察を通さずに済ませてしまうと後々賠償金の支払いがされない、などといったトラブルへの対処も面倒になってきます。
また相手の確認も忘れずにしておくことが大事です。
住所や連絡先、勤務先、保険会社など細かな部分までしっかり訊ねておきましょう。免許証の確認もさせてもらうことを忘れずに。
自動車事故は後々のトラブルが多いですので、最初の対応が肝心となります。