自動車保険の等級について
自動車保険切り替え前に、自動車保険の保険料は等級によって変わってきます。
保険会社は事故の多い人からは高い保険料、事故の少ない人からは安い保険料を定めて会社の収支を保っているのです。
すべてを同一にして、事故の多い契約者が事故を起こし続けたら多額の賠償金が出ていくばかりで、保険会社なんて成り立ちませんよね。
等級は大き分けてフリート等級とノンフリート等級に分けられ、等級の割引率やその設定も大きく変わってきます。
ちなみに10台以上の車両を保険契約する場合にフリート等級、9台以下の所領契約の場合にはノンフリート等級が使われますから一般の人が適用されるのはノンフリート等級で、会社など法人が適用されるのがフリート等級という事になりますね。
自動車保険の保険料は等級を元に算出されます。
等級が高いほど保険料割引が大きく安くなり、等級が低いほど割高になるように設定されています。
等級は1から20等級まであり、保険加入時には6等級から始まります。
そして一年間事故がなければ翌年1等級上がるようになっています。
ですから無事故を4年間続ければその翌年には10等級に上がるわけです。
しかし、事故を起こして保険を使えば、一気に3等級下がってしまうので、2年続けて事故を起こせば1等級まで下がってしまいます。
私の知り合いにもいるのですが、1等級の人は保険への加入を断られることも多く、加入できたとしても50%割高な保険料で、しかも保険内容にもかなりの制約をつけられることも少なくありません。
ずっと1等級の人なんて、確実に毎年事故を起こしているって事ですものね。
保険料を安くする為には無事故で等級を上げるしかありませんね。